本場のマッシュルームの味わいをたくさんの方々にお伝えしたい・・・ そんな強い願いを込めて私たちは 安全で高品質の美味しいマッシュルーム作りに取り組んでおります。
マッシュルームについて
学名 Agaricus bisporus。
英語でマッシュルーム、フランス語ではシャンピニオン、日本名は原茸(ハラタケ)又は作茸(ツクリタケ)、西洋松茸とも呼ばれています。
また、欧米ではきのこというと、マッシュルームを指しきのこの代名詞となっています。
品種は白色種、クリーム種、ブラウン種とあり、白色が主に栽培されています。
原種はブラウン種で味も濃厚。
クリーム種は主に缶詰などに加工されています。
マッシュルームの歴史
エジプト時代、野生のマッシュルームは神様の贈り物として尊ばれ高貴な食物とされていたようです。
1650年頃、メロンの温床でマッシュルームの自然発生が発見されパリ近郊)、その後洞窟での周年栽培に成功しヨーロッパ各地に普及しました。
日本でマッシュルーム栽培がされるようになったのは、明治初期。
大正時代になってから本格的に栽培されるようになりました。
しかし、生ものが出回るようになったのは導入後100年以上経過してからのことでした。
マッシュルームの効果
マッシュルームと聞くとシチューをはじめ、様々な手のこんだ西洋料理を思い浮かべるかもしれません。
しかし、手をかけなくてもバター炒めなどの気軽にできる料理が美味しく食べられます。
マッシュルームをスライスして、そのままサラダに使えることも特徴の一つ。
ほのかなきのこの香りと甘み・うまみが広がり、その弾力も歯に心地よいもので、タンパク質、ビタミンB1・B2が豊富です。
さらに、低カロリーで各種アミノ酸、特にグルタミン酸を多く含み、タンパク質はシイタケの約2.5倍の健康食品。
細胞の再生を促進する作用などがあるので、健康な皮膚・髪や爪をつくり、口内炎や角膜円を予防し、動脈硬化などの成人病の予防にも有効であると言われています。
最近ではマッシュルームから抽出されるエキスが消臭効果をもっていると注目されるようになりました。
このエキスは口臭や便臭の抑制にも効果があります。
摂り続けることで腸内の環境を整え便秘を解消してくれるほか、体臭まで消すことがわかり、様々な商品に製品化されています。
マッシュルームの作りの取り組みについて
富士の裾野にたつマッシュルームファーム。
長谷川農産のマッシュルームはここで育ちます。
マッシュルーム栽培の先進国と言われるオランダから、最新栽培技術と設備を導入しています。
長谷川農産独自のノウハウやコンピュータ管理で施設内を常に最適な環境に整えることが可能に。
農薬を使うことなく生産しておりますので、安心して美味しくお召し上がりいただけます。
また、漂白剤は一切使用しておりませんので、マッシュルーム独特の歯ごたえやほのかな香り・甘みが存分にお楽しみいただけます。
本場のマッシュルームの味わいをたくさんの方々にお伝えしたい...。
そんな強い願いをこめて、私たちは安全で高品質の美味しいマッシュルーム作りに取り組んでおります。
マッシュルームの作りへの情熱
1991年にオランダのホルストでマッシュルーム栽培の研修を受けて、日本で栽培を開始。
が、当初は試行錯誤の連続でした。
日本には麦わらも馬糞も少なすぎました。
麦の代わりに稲のわらを使ったり、アジアから輸入したりしましたが、良い品質を確保するのが難しかったんです。
そこで、栽培用の菌床を、オランダから直輸入することに!
年簡にすると1000トン以上の菌床を、コンテナで輸入する...、
その輸送費たるや...。
「でもそうしないと、オランダで食べた味のマッシュルームは作れない。賭けでしたけど、日本人なら本当に美味しいマッシュルームを分かってくれると信じて、菌床を輸入しました。」
ヨーロッパに勝るとも劣らないマッシュルームが出来るようになると、今度はそのサイズが問題になった。
大きくて立派過ぎて、一般家庭には売れないというのだ。
「このほうが美味しいのに敬遠されて、でかいからプロユースだよと言われて。でもその言葉がヒントになって、レストランに直接営業してまわったんです。」
そうして料理人から家庭へと広まりました。
ポットベラの成長について